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世界保健機関が2023年までに「トランス脂肪酸」を世界から排除すると勧告

世界保健機関(WHO)は、マーガリンやショートニングなどに含まれる「トランス脂肪酸」を2023年までに世界から排除することを目指すと発表。

マーガリンやショートニングなどは通常の液体油を水素添加といった高度な工業加工によって固形状にしたものでこれには多くの「トランス脂肪酸」が含まれると指摘されています。

このトランス脂肪酸は、LDLコレステロールの増加による心疾患などのリスクを高めるとされ2003年にWHOによって一日、1%未満に控えるとの勧告が出されました。

トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸とは自然界にも存在はするもので、牛などの胃の中の細菌による働きによってトランス脂肪酸が作られます、

そのため、牛肉や牛乳などの乳製品の中にも少量ながらトランス脂肪酸が含まれます。

 

しかし、マーガリンやショートニングなどに含まれる「トランス脂肪酸」は人工的につくられたものでその構造は全く違うのです、

これらは通常、常温では液体の植物油などから水素添加という高度な技術によって部分的に硬化させた油を作り出します、

水素を部分的に添加することで油の分子構造を変化させ、マーガリンなどができるわけですがこの時点でそれらは自然界に存在する油ではなくなります。

そうして人工的に作られた油なわけですが当然、コスト面、保存や扱いやすさなどから便利な油とは言えますが、

健康面では多くのリスクがあるとも指摘されておりほとんどの国において禁止や規制の対象となっています。

トランス脂肪酸を規制している国

カナダ、2018年 9月17日から部分水素添加油脂(マーガリンなど)の全ての食品への使用を禁止。

台湾、2018年 7月1日から部分水素添加油脂(マーガリンなど)の全ての食品への使用を禁止。

タイ、2019年 1月9日から部分水素添加油脂を用いた食品を製造、輸入、販売を禁止。

米国、GRASから部分水素添加油脂を除外。このGRASとはアメリカ食品医薬品局(FDA)より食品添加物に与えられる安全基準合格証。

簡単に言うと、食品への使用について「GRASとは認められない」ということです。

つまり安全ではないと認識しているということになります。

その他の国でも禁止ではなくても含有量の表示義務など厳しい規制の動きが確認できました。

農林水産省ホームページより抜粋

 

トランス脂肪酸が含まれる食品

トランス脂肪酸は多くの食品に含まれています。マーガリンはもちろんのこと、サラダ油、フライドポテト、お菓子、ドーナツ、ハンバーガー、パンなんでも入っています。

試しにコンビニのパン売り場に行って裏のパッケージを確認してください、ほとんどにショートニングなどと記載されています。

このショートニングが危険なトランス脂肪酸なのです、日本では規制もなくメーカーの判断で記載するのみで含有量なども書かれておらずショートニングとだけ書かれているのが現状なので、

どれほどこのショートニングが含まれているかはわからないのです。

トランス脂肪酸が含まれる食品の割合

参考資料 食品安全委員会

WHOが推奨するトランス脂肪酸の摂取量

世界保健機関(WHO)で推奨れているトランス脂肪酸の摂取量は、一日の総エネルギー摂取量の1%までに控えるようにと発表されています。

これは日本人で言えば、一日、2グラム未満ほどといえます、しかしお菓子やパン、油物をよく食べる人は軽く超えてしまいます。

一般的な食用油にも多く含まれているうえにパンやお菓子はどこでも買える時代です。むしろこういった危険なトランス脂肪酸を避ける方が難しくなってきています、

日本は今、決して安全といえる国では無くなりました。

 

普通に気にせず食べていると、寿命を縮め、だんだん不健康になっていく時代でもあるのです、メーカー側はコスト面のどから大量消費に対応するにはこうした手段をとることが合理的ともいえます、

それに多くの流通している食品には、体に悪い影響を与える添加物だと認識はあっても大企業はそれらの食品で2000億~3000億円の利益を上げています。

しかし、消費する側に立てばメリットはないという事をよく理解しておきましょう。

健康はお金には変えられません。

安価だからと言って、口に入ってくるものを容易に選んではいけません、

身体に入ってくる食べ物についてはよく調べる癖をつけてください。

 

 

 

 

 

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