
光の速さでも642年かかる
オリオン座ベテルギウスまでの距離はおよそ642光年あります。
1光年=光が1年かかって進む距離なので、
光の速さでいっても642年かかるということになります。
つまり、今見ているベテルギウスの光は643年前の光だということになります。
だから今、爆発していても光として確認できるのは642年後です、
そもそも宇宙で今、見ている星たちはもうすでに消えているかもしれないのです、
そう考えると、なんだか宇宙って不思議ですね。
ベテルギウスに超新星爆発の予兆
ベテルギウスは誕生からすでに900万年が経っているとされ、
星のサイズや質量から1000万年を超えて存在するのは難しいと推定されています、
2019年末、現在。
ベテルギウスは過去50年間でもっとも輝きを失い、
急激に暗くなっていることが確認されています。
もし、超新星爆発が観測されれば、
昼間でも肉眼ではっきりと確認できるほど、
青く光り、数か月間ほど見えるのだそうです。
これは歴史的な天体ショーとなるでしょう。